あどせんす!

2011年6月25日土曜日

「初めから2万5000円ありき」、PS Vitaの開発経緯を聞いた

「初めから2万5000円ありき」、PS Vitaの開発経緯を聞いた 

 ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)は2011年6月に開催されたゲーム業界の世界最大級の展示会「E3」で、携帯型ゲー ム機「PlayStation Portable(PSP)」の次世代機となる「PlayStation Vita(PS Vita)」の追加情報や、PlayStation3(PS3)用の周辺機器として3D(3次元)ディスプレイなどを発表した。こうした発表内容につい て、同社 Worldwide Studios プレジデントの吉田修平氏に話を聞いた。(聞き手:根津禎=日経エレクトロニクス)
――なぜ、PS Vitaの価格を約2万5000円からとしたのか。
SCEの吉田氏
SCEの吉田氏
吉田氏:2008年に携帯型ゲーム機の次世代機に関して会 議し、主要メンバーで目標を話し合った。ここで、2万5000円という目標価格を決めた。今回は技術的、機能的にやりたいことを盛り込んでから価格を決め るのではなく、2万5000円という価格を目標に据え、その制約の中でハードウエアの仕様や搭載する機能などを決めていった。例えばCPUやGPU、タッチ・パネル、カメラ、各種センサなどだ。何度か試作機を作りながら、実際に試し、その取捨選択をしていった。

続きはこちら・・・

0 件のコメント: